やらない事をやる事よりも明確にする事が経営には大事です！
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今日のアウトプットですが、
【やらない事を明確にした一流ブランドの秘密】
です。
昨日まで、
「企業は存続する事が大事」
「存続する企業づくりは、ヨーロッパに学べ」
とお伝えしてきました。
今日は、
ヨーロッパの一流ブランドである・・
エルメス・・
ポルシェ・・
フェラーリ・・
ロレックス・・・
などに共通する、
一流ブランドが長く続いている秘密を
お話していきます。
ヨーロッパの企業は、18世紀の後半・・・
イギリスを筆頭に、産業革命を経て、
大きく産業が発展し、
世界を席巻した時代がありました・・
一方で、産業革命で発展する裏では、
物価が上がり、賃金は上昇し・・
そのため企業は競争力を失い・・・
国内で企業は収益を上げられず、
倒産していく企業が相次ぎます。
そうなんです・・
「存続」とは、程遠い状態だったんです・・
そんな中、
企業の収益構造を変えて、
「存続するにはどうすれば良いか？？」
と考え続けたのが、
創業100年以上の企業たちだったんですね。
その時に、存続した企業がやった事は・・・
「存続するために、何をするべきか」
ではなく、
「存続のために、何をしないか」
を考えたわけです。
前置きが長くなりましたが、
しない事とは、
「在庫を持たない」
「雇用を仕事量に合わせて増減させない」
という事だったんです。
例えば、ポルシェ。
新モデルが出て、受注が増えても・・・
職人さんの数は「増えません」
という事で、
「納品まで数ヶ月お待ち下さい」
となるわけです。
女性の間で人気ですが、
同じく、数ヶ月、半年、一年待ちとか・・・
入手困難なのです。
人気がありすぎて、入手困難・・
なんですが、大量生産をしようとする事を・・・
「やめた」んですね。
それは、
・人の雇用＝固定費が増える
・大量生産＝トレンドの波で在庫を抱えるリスク
この2つのリスクを取らない事を、
「やらない事を明確にした」事で、
決めたんです。
ビジネスを興す際には、
・在庫をなるべく持たないビジネスモデル
・固定費（店舗や人件費など）をかけないビジネスモデル
である事は、「存続する企業」には欠かせません。
じゃあ、飲食店などの店舗を構えるビジネスは、
存続しないのか？？
と、疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
あくまで、上記は
「基本」であり、ここをずらすより、
存続する企業を作りたい方の場合は、
ずらさない方が、うまくいきますよという意味です。
また、飲食店などの店舗ビジネスが
流行っている理由、続く理由には・・・
もう一つ大事なポイントがあります。
それは、
「最初が全て、最初に決めておく」
という事なんです。
その話は、
また明日に譲りたいと思います。
それでは、また明日。
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