マインドフルネスとは何か??私なりの定義をしてみました。
最近、様々なところで「マインドフルネス」という言葉を耳にする事もあるのですが、そもそもマインドフルネスとは何??についてまとめます。
なんだか怪しい・・・
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでもマインドフルネスに対する理解が深まり、日本で、世界でmマインドフルネスに対して積極的な採用がされていくお役に立てれば・・
という想いを持って、このブログを立ち上げさせて頂きました。
マインドフルネスとはそもそも何??
先に、マインドフルネスについて、私なりの定義をお伝えしますと、
「心を満たす智慧や方法」
の事だと定義しています。
人によっては、
- ヨガの一種だ
- 悟りや閃きを得る瞑想
- 感謝に気付く瞑想
- 何も特別な事は無い、呼吸や瞑想法だ
などなど、様々な意見があると思うのですが、私の定義では全てを包含できると思って、このようにしました。
たしかに、
ヨガであったり、禅を通して得られる世界観とは似ていますので、明確にマインドフルネスとの違いは何だ??
と言われても、大きな違いは無いかもしれません。
しかし、アメリカのエリートがこぞって採用する瞑想法がマインドフルネスです。
Google、Facebook、Apple、NIKE、インテル、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ドイツ銀行、アメリカ海軍など・・
様々な企業や組織で採用されているのも事実なのです。
私にとって、それはヨガだ、禅だ・・
はあまり重要でなく、いずれかの方法で「心が満たされる」のであれば、私にとってはマインドフルネスだと思っています。
マインドフルネスによる効果は??
マインドフルネスは短期間で心が満たされる瞑想であるのは、間違いないのですが、すぐに効果を体感できるというものでも無いという事は忘れてはいけないと思います。
あくまで、やり続ける先に効果を体感されるという方も多いのでは無いでしょうか。
そのため、一日たった15分でもOKですので、今日の振り返りであったり、心をゆっくり落ち着ける時間を取る。
という意味でも、マインドフルネスを導入して効果を体感頂ければと思います。
さて、そのマインドフルネスによる効果についてですが、マインドフルネスには、「個人」と「組織」の2つの視点から効用を確認することが出来ます。
まず、1つ目の個人についてですが、マインドフルネスを実践する事で、「外部の刺激に対しての反応」が変わってきます。
別の言い方をすれば、マインドフルネスによって思いやりや優しい気持ちが育まれるのです。
ストレス状況にある時、怒り任せにイラッとしたり、ショックな出来事があった時に不安を覚えたり、モチベーションを低下させる事もなく、その状況を意識的に捉え直す事が出来るようになります。
つまり、感情のコントロールがしやすくなっているという事です。
そして、2つ目の組織についてですが、マインドフルネスを実践する事で自己認識や自己制御の能力、思いやりといったスキルを組織にもたらす事により、人間関係などの揉め事にエネルギーを費やさず、本来あるべき仕事に向けるパワーを全て向ける事に集中する事が出来ます。
マインドフルネスを通して、組織の一人ひとりが変わる事で、組織としての「共感力が高い決定」を行う事ができるので、積極的なポジティブな組織づくりが可能となります。
ここまで効果を見てきたとおり、マインドフルネスの可能性は、個人にも、組織にも大きな影響をもたらすと見られているので、Googleをはじめとする大手企業がこぞって導入する事にも納得が出来ます。
マインドフルネスとは何かまとめ
ここまでお話してきたとおり、マインドフルネスとは一言と言えば「心を満たす瞑想法」なのですが、その効果は個人にも組織にも大きな影響を与えるものです。
これからの時代は、組織を預かる経営者やマネジャーと呼ばれる方たちは、部下の心身の健康にも気を配らなければ、生き残っていくのは難しいです。
また、モチベーションを高めたり、保ち続けるのに、叱咤激励では動きませんし、続きません。
現代社会では、高度な能力が要求されます。
疲弊する方も多くなる中で、マインドフルネスの可能性が全てのマスターキーとなると、私は確信しています。
その可能性について、これからもブログを通してお伝え出来ればと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。